沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品、本場琉球南風原(はえばる)花織の着物です。

15世紀頃に南方から伝えられたと言われる花織は沖縄各地に存在致します。
かつては琉球王朝の御用布となっており、祭礼時以外は庶民が着用することを禁じられていたほど、非常に手が込んだ贅沢な織物でした。
なかでも、首里の王朝に近い南風原で織りあげられたものこそが本当の王朝の着物であるという一説もあり、南風原花織は琉球織物の中でも特に人気がございます。
手作業で作っていることや100年以上の伝統的な技法・原材料を使っていることなどの理由から、沖縄県の伝統工芸品に指定されております。

南風原花織の特徴は花のように美しい立体感がある刺繍糸の文様です。
緻密な図柄は長年の修行と経験を積んだ職人だけがなせる技で、手仕事のぬくもりが感じられます。

こちらは証紙、 沖縄県伝統工芸品之証、沖縄県織物検査済之証が付いております。
沖縄のお着物が好きな方や、他の方とは違うワンランク上の紬を着こなしたい方など、お手元の名古屋帯や半幅帯と合わせてご愛用いただければ幸いです(^^)


●色味：
紺色

●サイズ：
広衿、袷仕立て
身丈 156cm
裄丈 65.5cm
袖丈 45cm
前幅 23.5cm
後幅 29.5cm
裄の縫い込み 片側約4cm
内揚げ約8cm
袖下の縫い込み約8cm
※素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。

●素材：
着物地、胴裏、八掛ともに正絹

●状態：
着用していますので、左衽に軽い文様のスレや八掛裾にスレ(写真10)がありますが、綺麗で状態は良好です。
中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。

●その他、注意事項：
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。


【 #南風原花織 はえばるはなおり】
1998年　沖縄県伝統工芸品に認定
2017年　経済大臣指定伝統的工芸品指定


他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪
こちらから是非ご覧下さい #かふぇきもの
#花織

身丈(肩山から)···155〜159cm