ドイツ製の銀無垢コーヒースプーンの出品です。





ご覧のようにデザインは、とてもお洒落で可愛らしい『楽器を奏でている意匠』でございます。



製作工房は『C・W』 でおなじみのクリストフ・ウィドマン。







そこで今回のこちらのスプーンですが、ウィドマン社の中でも『特に芸術性が高い』と言われる、「音楽隊シリーズ」と呼ばれるお品物であります。



また、手にしている楽器は「チェロ」でございます。



尚、通常は下記の６本コンプリートセットで販売されているお品物でございますが、今回はその中の１本だけで(チェロ)ございます。



(バイオリン、チェロ、トロンボーン、ホルン、バンドネオン、ドラム)



そして画像でもお分かりのように、その『官能的な造り』は繊細緻密で芸術性が非常に高く、本当に優れた意匠だと思います…



またウィドマンと言えば、ヒルデスハイムローズの他、このような『シリーズもの』を造るのが非常に得意な工房として知られております。







それと、こちらのスプーンの銀品位ですが、刻印のとおり「835」であります。



尚、ジャーマンシルバーは、もともと銀品位８００でございましたが、その後１９５０年頃には８３５がスタンダードになり、さらには１９９２年頃、英国規格の『９２５』が、ドイツのスターリングシルバー標準規格となりました。



そのような事から製作された年代は１９５０年頃～１９９２年頃までに造られた個体だったと申し上げていいかと思います。







またハンドルには『クレッセントムーン』及び『クラウン』が押されているのが見てとれます。(画像参照)



実はこれ、ドイツ政府の銀品位検定に合格したお品物に押されるマークであります。



当然ですが「ドイツ政府お墨付きの非常に安心できるお品物」と申し上げていいかと存じます。







尚、状態ですが「スレ」「小キズ」等、使用感がございます、どうか何卒ご承知おき下さいませ。(画像参照)



どうぞお探しの方。この機会にぜひいかがでしょうか。





　　　　サイズ





長さ　　　　　１３７ミリ





重量　　　　　２０，０ｇ



　　　　

　　◆ホールマーク◆





製作工房　　　　 CW工房　　クリストフ・ウィドマン





銀品位　　　　　 ８３５　 　クレッセントムーン　(三日月)　＆　クラウン　(王冠)



製作年代　　　　１９５０年頃～１９９２年頃