岩波文庫版の松浦宮物語に、角川文庫版現代語訳をおまけのようなつもりでお付けして出品しました。角川文庫版は詳細な注解に全文の現代語訳までついているので参照すれば重宝かと思います。

岩波文庫は経年によるヤケがあります。地にヨゴレがあります。古書店の紙が貼られています。それ以外はおおむね良好なコンディション、キレイな状態だと思います。開きグセはありません。
角川文庫は経年によるヤケが強めです。補注のページにはアンダーラインが引かれています。ヤブレがあるページがあります。
古書店の紙が貼られています。コンディションはあまりよくありません。
本の状態ができるだけわかるように写真を撮りましたのでご覧いただければと思います。中古本であることをご理解いただきご検討いただければと思います。

松浦宮物語 蜂須賀 笛子 校訂 通し番号:黄41-1 刊行日:1935/01/25 9784003004111 文庫 138ページ 品切れ

作者未詳（藤原定家説もある）．平安末期，12世紀後半に成立．主人公・橘氏忠は，心中密かに慕っていた神無備の皇女と契りを結ぶが，間もなくこの皇女は入内し，自らも遣唐副使となって渡唐することになる．唐で内乱を鎮圧して，当地の公主（皇女）や后と契りを結ぶ氏忠にはさらに数奇な運命が待っていた．……小山田与清「松浦宮物語考」を付す．