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こちらは、アンティーク　金工　方位磁針のかんざしとなります。

美しく結い上げた黒髪を引き立てる、雅やかなくしやかんざし。(1櫛、2帯、3小袖)と言われるほどに、髪飾りは、江戸のおしゃれな女性たちの必須アイテムでした。

黒髪そのものの美しさを重視した初期には、僅かに儀礼の際付けるさいしがあるのみで、髪飾りは発達しませんでした。
それが江戸中期以降、政治の安定とともにさまざまな髪飾りが現れ始めました。

そうした時代を背景に精巧に作られた金工のお品が登場してまいりました。

当時の新しい技術を巧みに取り入れた、方位磁石のかんざしです。

精巧にできており、普通の方が身につけるには高価過ぎるように思います。

かつての花魁は人が驚くような品々を身につけていたそうで、こちらはそうした中のお品かと思います。

方位は少しずれますが、北方向に向きます

かんざし美術館所蔵品にも似たお品がございます。

コレクションとしてお勧めいたします。

時代　江戸後期

方位磁石は、古くから航海や測量、建築など、様々な分野で利用されてきました。日本においても、方位磁石は歴史と深く結びついており、文化や技術の発展に大きな影響を与えてきました。

室町時代以降、日本人は海外との交易を活発に行うようになり、方位磁石は航海の必需品となりました。
* 測量: 江戸時代には、伊能忠敬をはじめとする測量家たちが、全国を測量する際に方位磁石を多用しました。
* 軍事: 軍事分野においても、方位磁石は測量や航海、砲撃など、様々な場面で利用されました。


#koudo #香堂 #こうどう koudo 香堂 こうどう japanese kimono jewelry かんざし　簪 ※商品内容をコピーして出品することはご遠慮下さい。【商品の状態について】
写真のとおりの状態です。目立ったよごれなしとなっておりまでも少しはございます。こちらも頑張りますが見落としについてご容赦ください。