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「美味方丈記」

陳 舜臣 / 陳 錦墩

定価: ￥ 800＋税



君子は庖厨を遠ざく

食べぞめの甘いもの

女傑・西太后と宮廷料理

「点心」の定義について

まぼろしの百花双瞳

オードブルの花形・クラゲ

濡れ衣をきせられたサシミ

鯉からフカへヒレの味

〝知識〟は要らざるもの

「参鮑翅」はご馳走の条件

「愛食」論争古典に及ぶ

ニワトリさまとアワビさま

ブタ七十匹に牛一頭

豚の強さを摂取する

ブタ小屋が家であるわけ

「干しキモ」づくりの秘法

「春餅」を携えてお墓参り

「霊亀」変じて出歯亀、忘八

なぜ五月五日にチマキを食べるのか

チマキづくりのレパートリー

禁じられた味覚「三銭うどん」

「ラーメン」の語源について

ラーメンの元祖は「あんかけ」

わすれぐさとユリの効能

ヘチマは夏向きの食べ物

口をかんばしくする植物

食いしんぼうの語彙について

昔、お牛さまは大ご馳走だった

美人のおっぱいとフグのお腹

西瓜くらえば〝西瓜皮〟残る

台所こそ人生修行最高の場

飲食に関する夏の風物詩

冷やしそばとカボチャ

ところてんの味は〝心天〟

中国人は〝豆利用〟の天才でアル

豆豉色した中国人の胃袋

食生活のベース醤油とカラシ

お祭りを彩る食物の数々

しっぽく料理で風流な宴会

舌の〝差〟を埋める味のかけ橋

意外! 意外! イケた沖縄料理

貧しい島の食生活の知恵の結晶

ひかえめを旨の琉球料理

ムードが盛りあげる旅の〝味〟

不老不死（!?）のメニュー一覧

にわかに売り切れたマオタイ酒

飲酒作法「食終わりて酒を命ず」

広東の生菜包は〝味の万華鏡〟

アヒルの脚の皮から拍手まで

佳肴そのもののペキン・ダック

「しゃぶしゃぶ」の元祖・回民料理

心にのこる絶品陜西省の火鏡柿



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