小野不由美【十二国記シリーズ】
『白銀の墟 玄の月』全4巻セット

●「白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 第1巻」
小野 不由美
定価: ￥ 670
新潮文庫【初版】
争乱に巻き込まれたまま、還らぬ王・驍ぎょう宗そう。 自らが玉座に据えた王の無事を信じる泰たい麒き、 王不在で荒廃した国を憂える李斎が奔る。驍宗は、果たして────。戴国を舞台に繰り広げる遠大な旅が始まる！

●「白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 第2巻」
小野 不由美
定価: ￥ 710
新潮文庫
民には、早く希望を見せてやりたい。国の安寧を誰よりも願った驍宗の行方を追う泰麒は、ついに白圭宮へと至る。それは王の座を奪い取った阿選に会うためだった。しかし権力を恣にしたはずの仮王には政を治める気配がない。一方、李斎は、驍宗が襲われたはずの山を目指すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王を捜し、国を救わなければ。―だが。

●「白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 第3巻」
小野 不由美
定価: ￥ 670
新潮文庫
新王践祚―角なき麒麟の決断は。李斎は、荒民らが怪我人を匿った里に辿り着く。だが、髪は白く眼は紅い男の命は、既に絶えていた。驍宗の臣であることを誇りとして、自らを支えた矜持は潰えたのか。そして、李斎の許を離れた泰麒は、妖魔によって病んだ傀儡が徘徊する王宮で、王を追い遣った真意を阿選に迫る。もはや慈悲深き生き物とは言い難い「麒麟」の深謀遠慮とは、如何に。

●「白銀(しろがね)の墟 玄(くろ)の月 第4巻」
小野 不由美
定価: ￥ 750
新潮文庫
「助けてやれず、済まない…」男は、幼い麒麟に思いを馳せながら黒い獣を捕らえた。地の底で手にした沙包の鈴が助けになるとは。天の加護がその命を繋いだ歳月、泰麒は数奇な運命を生き、李斎もまた、汚名を着せられ追われた。それでも驍宗の無事を信じたのは、民に安寧が訪れるよう、あの豺虎を玉座から追い落とすため。―戴国の命運は、終焉か開幕か!

#小野不由美 #小野_不由美 #本 #日本文学／小説・物語 #十二国記　#アニメ化
#新潮文庫　#十二国記シリーズ　
#吉川英治文庫賞　#山田章博
#白銀の墟玄の月
#ヤスBOOK