「spring」恩田陸　
定価1980円
カバーを付けて一読後、書棚にて保管。綺麗です。

【8才でバレエと出会い、バレエに魅入られ、バレエに身を捧げる春（はる）という天才と、関わった魅力的な人物たちがえがく彼の肖像を通して、バレエのみならず、すべての舞台芸術について思いを馳せる小説。
恩田陸ならではの、緻密で魅力的な内容。バレエの生の舞台を見たことがない私にも、その魅力は十分に伝わってくる。
最期は、春自身によるバレエとの関わりを振り返る章となっている。春が一人で踊る「春の祭典」・・・ストラヴィンスキーの「春の祭典」を聞きながら読み終えた。】