K.Yairiケーヤイリの高級機シリーズ、エンジェルシリーズのオール単板・最高峰モデルです。



楽器店入荷が去年で、ほぼ新品同様のコンディションです。

数回使用してはおりますが大事に保管されたものになります。



定価は【41万8000円】ですので、新品Martin D-28と価格帯は同じです。とはいえ当出品ギターの木材や造りはD-28よりもグレードがはるかに高いです。（アメリカは人件費が高いので、ギターの値段は日本より高くなります。）



当ギターのトップはシトカスプルース単板です。

（シトカスプルースはMartin D-45にも採用されます）



サイドバックはホンジュラスローズウッド単板になります。

ホンジュラスローズウッドは広義のハカランダとして重宝されています。



最も値段が高いのはブラジル産のハカランダですが、ホンジュラスローズウッドはそれよりも硬く密度が高い木材として知られています。

そのため、じつはホンジュラスはブラジル産のハカランダよりも音響特性に優れていると考えているビルダーさんもいるほどです。



★音源動画のリンクをコメント欄に記載します。



当ギターの指板とブリッジは漆黒のエボニー、ネックはマホガニーです。



Martin D-28は値上がりしているにもかかわらず、近年どんどんグレードダウンしています。

D-28の指板はグレードの低いエボニーになり、ネックはマホガニーではなく「セレクトハードウッド」に変更されています。



これだけのことを考えるだけでも、Yairiの最高峰モデルは非常にコストパフォーマンスに優れた世界に誇れるギターと言えます。



指板のサイド、バインディング、ネックヒール、バックのセンターが、美しい木材でできています。

とくに指板サイドは美しいトラ目です。

サウンドホールまわりも渋いデザインです。



ネックは真っ直ぐで、トラスロッドをいじったことはありません。



★弦高（12フレット）：１弦 約2mm、６弦 約2.5mm

弦長：645mm

ナット幅：42mm



ドレッドノートよりもわずかにボディのサイズが小さくなっています。

そのため、日本人の体形にフィットしとても弾きやすいです。



塗装はセミグロス仕上げなので、トップの振動が損なわれず、音抜けが良く、木の鳴りがダイレクトに発揮されます。