Serge Gainsbourg (セルジュ・ゲンスブール) - Histoire de Melody Nelson (メロディー・ネルソンの歴史) (Used LP)

フランスが生んだ偉大で異質な才人Serge Gainsbourgが1971年に吹き込んだ革新的傑作。この頃のセルジュを支えた、Jean-Claude Vannierの才能も色濃く出た、ヒップでミニマムな音作りが圧倒的的に格好良い1枚です。タイトなヒップホップビートに、ポエトリー風のセルジュの歌唱が乗る「A1. Melody」、イントロのベースラインが素晴らしい「A2. Ballade de Melody Nelson」に、タフ＆ファンキーなインストファンク「B2. En Melody」など、病的なグルーヴを醸し出す名盤。

2009年US版。
ギターの音とセルジュの声の低音が好評だった版です。

BECKの推奨コメントシール付
ゲートフォールドジャケでシールド付ですので見開きの中はどうなっているかはお楽しみに！

ジャケは新品同様、盤には目立ったダメージなく綺麗ですが、中古ですので神経質な方はご遠慮ください。

世界中で熱狂的な支持を得るフランス映画界・音楽界が生んだカリスマ、セルジュ・ゲンズブール。60年代にはフランス・ギャルやシャンタル・ゴヤ等数々のフレンチ・ロリータポップのアイコンを次々と世に送り出し一世を風靡した彼が、1968年、映画「スローガン」で共演した女優、ジェーン・バーキンと3度目の結婚を果たし、大ヒット曲「Je t'aime moi non plus」をリリース、その後1971年にリリースされたのが本作「Histoire de melody nelson」。当時の世界で人気だったニューソウル、サイケデリックロックサウンドを取り入れた本作はゲンズブール初のコンセプチュアル作品で、ジャン・ルック・ポンティーやビッグ・ジム・サリバン等の著名ジャズロックミュージシャンを起用、コラージュ的に挿入される笑い声やフリーキーなオーケストラアレンジ、ポエトリーの様なジェーン・バーキンの歌声等、あまりに斬新でアバンギャルドな作品だった為か当時は全く評価されなかったが、現在ではDJによって再評価されヒップホップのサンプリングソースとしても多数使用され、彼の作品の中でも人気の作品として注目を集める1枚。