津田左右吉全集　岩波書店
1986年〜1989年
全28巻、補巻1〜2巻、別巻1〜5巻

#終活蔵書整理

経年劣化のためカバーには色焼けやシミがありますが、本の中身は比較的保存状態は良好だと思います。
デリケートな方はご遠慮ください。

全巻月報付

津田左右吉(ソウキチ)は、大正・昭和期の歴史学者です。
日本・中国思想史、および記紀の本文批判に基づく古代史研究に従事し、日本古代史研究の第一人者として知られています。

「神代史の新しい研究」（大2）「文学に現はれたる我が国民思想の研究」（大5-10）「古事記および日本書紀の新研究」（大8）「道家の思想と其の展開」（昭2）「日本上代史研究」（昭5）「左伝の思想史的研究」（昭10）等の著作を次々に発表し、昭和24年には文化勲章も受章しています。

日本の歴史学・思想史研究は、津田左右吉においてはじめて厳密な方法的基礎の上に据えられたといわれています。

本全集は、そんな広域な領域にわたる津田左右吉博士の全著作を収め、今日入手しがたい学術誌掲載の諸論文や生前未発表の論稿、日記に至るまで網羅しています。