● CD１：ベートーヴェン

①ピアノ三重奏曲　第７番　変ロ長調
　作品 97『 大公 』
②創作主題による１４の変奏曲
　変ホ長調　作品 44
③ヴェンツェル・ミュラーのジングシュ
　ピール『 プラハの姉妹 』からリート
　「 私は仕立屋カカドゥ 」の主題に
　よる１０の変奏曲　ト長調　作品 121a

録音：①③ 1990 年　② 1989 年

───　②の曲について　───
印刷譜のタイトルには主題の出典について表示がなく、従来創作主題による変奏曲と考えられていました。
ところが近年、ディッタースドルフのジングシュピール『 赤ずきん 』でハンス・クリストフが歌うアリア「 さあ、彼女とはお別れだ 」に由来することが判明しました。
（『 ベートーヴェン事典 』東京書籍 ）


● CD２：シューベルト

①ピアノ三重奏曲　第２番　変ホ長調
　作品 100　D929
②ソナタ楽章　変ロ長調　D28

録音：1991 年

キャッスル・トリオ
ランバート・オーキス：フォルテピアノ
マリリン・マクドナルド：ヴァイオリン
ケネス・スロウィック：チェロ

レーベル：Virgin
品番：7243 5 62007 2 2
　　　（ 輸入盤・２枚組 ）



ランバート・オーキスはムスティスラフ・ロストロポーヴィチとの 11 年以上にわたる共演や、1988 年からのアンネ = ゾフィー・ムターのリサイタルでのピアニストとしてのイメージが強く、特にムターとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集ではグラミー賞（ 最優秀室内楽演奏賞 ）を受賞しているものだから、個人的には独奏者を引き立てるのがうまい名伴奏者のイメージが強いピアニストでした。
当盤やソロ・ピアニストとしての CD を購入してからは、ずいぶんと認識を改めましたが・・・。

キャッスル・トリオはピリオド系のアンサンブルで、オーキスはフォルテピアノで演奏しています。BBC レコードレビューは、「 古い楽器の響きを味わい、一緒に美しく演奏する、真の名手トリオである 」と評したそうです。



２枚とも、盤面に小さな傷があります。
老眼での素人検品です。傷の捉え方には、個人差があることをご理解願います。

出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます。

自宅保管品の為、神経質な方は購入を控えてください。