『セラフィーヌの庭』
"Séraphine" ('08仏・ベルギー)

フランスの女流画家であるセラフィーヌ・ルイの生涯を描いた伝記映画。といっても絵を始めたのは40を過ぎてからで、生い立ち等それ以前についてはほとんど触れられておらず謎めいたまま。
F・クロアレクの伝記『セラフィーヌ』をもとにマルタン・プロヴォストが監督。セラフィーヌを演じるヨランド・モローの口数の少ない演技がリアルで実際にこういう人物だったのかなと思わせます。セザール賞7部門を制覇するほか受賞多数の傑作です！

セラフィーヌのキャラクターも惹きつけられるものがありますが、絵が素敵です！本編でも触れられているように当時アンリ・ルソーが注目されたことで、所謂アカデミックな絵画の教育を受けず素人の味を残したまま独自の手法を極める素朴派に属される絵ですが、貧しさ故に絵の具を"作る"ところから始める点や、元来のどこか精神的に危うげな(天才肌によくある発達障害的な兆候がありそうな)ところなどアール・ブリュットやアウトサイダー・アートに近いものも感じます。セザンヌやモディリアーニからフォーヴィズム、ルイス・ウェインやピロスマ二といった素朴派まで、絵画、アート好きにもオススメです！

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●1商品の状態について:
　この商品はレンタル落ちDVDです。再生に支障が無いか所持プレイヤー3台で確認しました。
再生機よって再生できないことがある場合もございますので、予めご了承ください。
　
●2ジャケットやディスクついて:
　気になる方は写真で詳細対応しますが購入を前向きに検討して下さる方で宜しくお願い致します。
ジャケットの背焼けはデフォルトです。スレ傷や破れが目立つ際のみ注意書きを上記に記載します。
ディスクの傷もデフォルトです。細かい傷はあるものだと思ってください。大きく深い傷がある場合のみ同様に注意書きを書いておきます。

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