底値です。8回目の値下げとなります。

現在のアイロンの原型です。
金属製のひしゃく状の部分に炭を入れて熱し、底の平らな部分を布地に押し当ててシワを伸ばす道具です。
内部には桜の模様があります。
時代は大正時代から昭和初期です。
穀物商を営んでいた曽祖父の遺品のひとつです。
似たようなものがお近くの郷土資料館にも、展示されているはずです。

重厚な質感で、アンティークなディスプレイとして いかがでしょうか。

寸法（素人計測なので参考値としてください）
●炭入れ部分：直径 13.5cm、高さ 5cm
●柄：長さ 26.3cm、直径 2.8cm
重量：662g

辞典の「ひのし」の解説です。
●日本大百科全書の解説
裁縫、洗濯の付随用具。着物を縫い上げたあとの仕上げや、洗濯物のしわ伸ばしに広く用いられた。へら鏝(こて)が鏝先を熱して使うのに対し、火熨斗は炭火を入れる器の重みと、適度の高温とによってしわ伸ばしをした。小型の水柄杓(みずびしゃく)の形状をしていて、丸くて平らな底部を布地の上に当て、柄(え)を持って押し伸ばすようにして使う。布地を傷めないとあって、重宝がられた。

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種類···古道具