石黒香々 釉下彩花瓶 東京焼 隅田焼 井上良斎
明治時代に隅田焼の作品を多く残した石黒香々の釉下彩花瓶を出品致します。石黒香々の隅田焼の花瓶や陶人形などの立体作品は良く見かける機会がありますが、釉下彩の作品を見ることは殆どないと言って良いでしょう。同時代の井上良斎と同様に、実は釉下彩の優品を幾つか残しています。
石黒香々の経歴や活動期間などの詳細は不明ですが、二代井上良斎とほぼ同じ時期に様々な技法を使った多くの作品を残しています。本名を石田郷三といい、1901年の全国窯業品共進会、1904年のセントルイス万国博覧会に出品したという情報があります。特にセントルイス万博に出品した「五百羅漢」は、マサチューセッツ州のスミス美術館に収蔵されているようです。
さて、本作は、有田の深川忠治が1900年パリ万博参加の折に持ち帰った最新鋭のエアログラフを用いて作成した釉下彩の作品です。緑・黄・青の三色が使われています。微妙な階調表現が見事です。
寸法は、高さが21cmです。当時はまだ極端に製造歩留の低かった釉下彩技法では、仕損費を抑えるために10cm前後の作品が中心でしたので、21cmというサイズは当時の釉下彩作品としては大きな部類に入ります。
ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。ほぼ新品と言っても良いくらいの極めて良好な保存状態です。
注: 私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私はオークションサイト以外には出品しておりません。(呆れたことに、この注意文までコピペしている詐欺サイトもあります)
石黒香々の経歴や活動期間などの詳細は不明ですが、二代井上良斎とほぼ同じ時期に様々な技法を使った多くの作品を残しています。本名を石田郷三といい、1901年の全国窯業品共進会、1904年のセントルイス万国博覧会に出品したという情報があります。特にセントルイス万博に出品した「五百羅漢」は、マサチューセッツ州のスミス美術館に収蔵されているようです。
さて、本作は、有田の深川忠治が1900年パリ万博参加の折に持ち帰った最新鋭のエアログラフを用いて作成した釉下彩の作品です。緑・黄・青の三色が使われています。微妙な階調表現が見事です。
寸法は、高さが21cmです。当時はまだ極端に製造歩留の低かった釉下彩技法では、仕損費を抑えるために10cm前後の作品が中心でしたので、21cmというサイズは当時の釉下彩作品としては大きな部類に入ります。
ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はありません。ほぼ新品と言っても良いくらいの極めて良好な保存状態です。
注: 私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私はオークションサイト以外には出品しておりません。(呆れたことに、この注意文までコピペしている詐欺サイトもあります)
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