昭和61年　149P

昭和59年2月、全国の鉄道郵便印が姿を消し、更に同61年9月、鉄道郵便局もすべて廃止されることとなった。長年にわたって鉄郵印を愛好し、これを収集してきた我々にとっては、時代の流れとは云え、痛恨の極みと云わざるを得ない。わが仙台鉄道郵便局郵趣会はこれを機に、東北の鉄道郵便印を発刊し、ここに終場の幕を閉じることとなった。

東北の鉄郵印については、昭和46年にてつゆうグループによって、みちのくの鉄卵が発刊されている。本書はこれに加ますると共に、更に多くの日影を載せることによって編集された。

本書の発行に当っては、てつゆうグループ会長 北出博氏を始め、全国の会員の方々から多大 のご協力あるいは激励のお言葉を頂いた。特に、同グループ瞬間の植野良一先生からは筆舌に尽せ いご支援を頂いた。心から御礼を申上げる次第である。また、本書を企画し、編集完了まで僅か4 ヶ月という短時日にも拘らず、日夜をいとわず編集に当られた編集委員の方々、会議室その他ご使 雪を頂いた仙台鉄道郵便局並びに東北郵政局に対し心から感謝申し上げる。

仙台鉄道郵便局郵趣会会長

中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙傷、小汚れ。ページ小黄ばみ。18641

なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。