明治大学の本3冊でまとめてみました。　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

明治大学考古学 陳列館案内 1977年 48ページ
明治大学考古学 陳列館案内 1982年 80ページ
明治大学考古学博物館 展示 図録 1987 - 88ページ

文学部の考古学専攻が創設されて間もない頃であったために、資料の蒐集も 明治大学考古学博物館は、 1952 (昭和27)年に大学付属の博物館として、きわめて少ない資料展示
少なく僅か150m2に満たない小展示室と整理室とがあるだけでした。
初代の館長は古代の鏡の研究で著名な後藤守一博士で、 1958 (昭和33)年からは弥生文化の研究で れらは1950(昭和25) 年に創設された文学部考古学研究室が、 30有余年間にわたり発掘蒐集したもの 知られた杉原荘介博士が就任されました。 本博物館には現在、約10万点をこえる収蔵資料があり、そ です。 現在の展示資料は参考資料の一部を除いて、 すべて発掘調査によって採集されたものばかりで あります。 従ってどの遺跡の出土遺物も1950年以降の日本の考古学界の新研究に、重要な貢献をした資料であり、 わが博物館展示の大きな特色と言えるものであります。
展示資料の中には、日本で最初に学術発掘を行い、 初めて旧石器として確認された記念すべき群馬 県岩宿遺跡の石器群があり、 これは国の 「重要文化財」 に指定されています。 そして、 日本の博物館 の中ではもっとも多くの旧石器が展示されているところです。縄文時代・弥生時代と古墳時代の展示 も、各地方の重要な発掘遺物に限定しています。 栃木県出流原遺跡の弥生時代再葬墓出土の土器群も、
「重要文化財」 として指定されています。
参考展示室には中国科学院古脊椎動物與古人類研究所ならびに中国社会科学院考古研究所をはじ め、スイス国立ベルン歴史博物館・インド国立マドラス博物館など、多くの外国研究諸機関から寄贈 をうけたたくさんの資料と本学の考古学研究室・博物館の研究者が採集した世界各地の資料も展示さ
れています。
明治大学の考古学博物館が単に学生の勉学に役立つばかりでなく、 内外の研究者と社会一般の方が たに利用していただければ、望外の喜びであります。


お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

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