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Smithsの歴史と初期モデルについて

Smithsは1851年に創業した英国を代表する時計ブランドで、その正確性と耐久性で知られています。Smithsの時計は、航空機や自動車用計器の製造で培った技術を基盤にしており、英国国内外で高い評価を受けています。特に1940年代以降は腕時計製造に力を入れ、戦後にはイギリス国内で独自に製造されたムーブメントを搭載した腕時計を発表し、英国時計産業を代表する存在となりました。

特にSmithsの名声を高めた出来事として、1953年のエベレスト登頂があります。この歴史的な冒険で、エドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイ氏は公式装備としてSmithsの時計を使用しました。当時、ロレックスの「エクスプローラー」も試験的に同行しており、両ブランドはその技術力を競い合いました。しかし、ヒラリー卿が公式に着用した時計がロレックスではなくSmithsであったことから、Smithsの信頼性と耐久性が改めて証明されました。このエピソードは、Smithsが英国の誇りとして確固たる地位を築くきっかけとなりました。

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＊12.15とsmiths初期モデルについて＊

1947年から1950年代初頭に製造された12.15は、Smithsが国産化に成功した初期の名キャリバーです。その15石の精密な機構は、当時の技術力を象徴し、耐久性と精度の高さで注目されました。

文字盤のブランド名が「Smiths」とだけ表記されていることは、初期モデルならではの特徴であり、コレクターにとって非常に希少なポイントです。
この時期のスミス製品は、精密なムーブメントと英国ならではの職人技が融合した逸品として知られています。

今回ご紹介する時計もその例に漏れず、熟練した技術が生み出したアールデコ調の文字盤やローマ数字の美しい配置が、時を経てなお優雅さを保っています。

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＊時計の仕様＊

• ブランド: Smiths
• 年代: 1950年代
• ムーブメント: 手巻き式 (Cal.12.15)
• ケース材質: ステンレススチール
• 文字盤: ローマ数字、スモールセコンド
• ストラップ: レザーストラップ（ブラウン)
• サイズ: ケース直径約33mm（リューズ除く）
• 状態: 動作良好。正常に時間を刻んでいます。


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＊現在も高値で取引される希少モデル＊

同モデルはビッグベアー様において、¥299,000で販売されており、その希少性と価値の高さがうかがえます。スミス初期モデルの中でも「1215」は、市場に出回ることが極めて稀であり、時計愛好者やコレクターにとって注目の的となっています。

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