半画　パイロット版A4 「睨む娘」編006 HamaNasaKa 版画　イラスト

半画シリーズ パイロット版A4 「睨む娘」編006 HamaNasaKa

半画シリーズ　
シルク印刷用の型紙をベースにローラー刷りを1-3版刷り＋彩色部分による線画シリーズです。
半画として半分印刷、半分作画というスタイルを確立したカテゴリーとなります。

2000年代からスタートした油彩＋縄紐シリーズの延長線上にある人物画が中心となります。
鉛筆描き、下書きはなく支持体と直接向き合うことから対象物のコピーアンドペイストという自動筆記
要素が強くなりますが、支持体のカッティングにより構図とサイズが決定します。

版元（板元）＋画工（版下絵師・はんしたえし）＋筆耕（ひっこう）＋紙彫師（ほりし）＋摺師（すりし）
の工程を1人で行うことから、現代版レンブラント工房的浮世絵師を標榜するに至ります。
江戸の風を摺る
江戸の風俗と令和の俗世を融合する世界観を象徴するテーマ性があります。

作画テーマとしてはズレがモチーフです。ズレている。ズレてしまう、あえてズラす。
余白や余韻の普遍性と比較したとき、ズレは間違いや異物、違和感として表出します。
人はズレないように社会や時代や時間軸に絡め取られている。ではズレとは？
がテーマになります。ズレは許容されるのか、矯正され是正される因習なのか、可能性か？
その意図したズレの標的を摺りとポーディングレベルの調整で世界観の構築は可能か？
チャレンジングな作画シリーズです。ご堪能ください

材質　紙　アクリルガシュ　パーマネントマットバーニッシュ　他

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