希少【マキシミリアンドール 1/2mdo】

神聖ローマ帝国、ドイツBAVARIA（バイエルン）の1723年1/2ルイドール金貨です。



【希少コイン】

同コインはほとんど現存していません。
PCGS のサイト上もPopulation（順位）の記載がなく、本貨以外の鑑定コインがあるかは明らかでありません。

別年代の1721年が別ショップに売られていましたが、総鑑定枚数２枚、最高鑑定がAU50とのことで、その希少さが分かります。

本貨はPCGS社の「AU　Details」の評価です。いかんせん枚数の少ないコインであり、AU相当のコインは希少でしょう。



【マクシミリアン２世エマニュエル】

表面の肖像、マクシミリアン2世エマヌエルは、1683年の第二次ウィーン包囲で解放軍に加わりオスマン帝国からウィーンを解放し、1687年のモハーチの戦いでもオスマン帝国に勝利した英雄です。

彼は、バイエルン選帝侯として1679年から1726年まで統治を行い、文化や科学の分野での貢献や、軍事力の強化に力を注いだ人物として後世に知られています。マキシミリアン2世は、音楽や絵画、建築などの芸術分野に熱心であり、多くの芸術家や建築家を招聘して宮殿や教会などの建設に取り組みました。その結果、多くの美術品や文化財がバイエルンに集まり、バイエルンは文化の中心地として栄えることになりました。

マキシミリアン2世は、バイエルンを文化、科学、軍事の面で発展させ、その地位を確立することに貢献しました。彼の統治期間は、バイエルンの黄金期とも呼ばれ、彼の功績は今でもバイエルンに残っています。



実物資産として歴史性を兼ね備えたアンティークコインは面白いと思います。

なお、基本的に良好な状態ですがスラブに薄い擦り傷など入っていることがありますので、気になる方はご遠慮下さい。



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