653【桃山時代】時代蒔絵　高台寺蒔絵　片身代わり 小箱　電光形　藤・蝶模様　文化財

桃山時代に製作された小箱です。大きな手箱に収められた小箱だと思います。文様が、電光形で区切られ 片身代わりで派手に表されているのは、桃山時代の蒔絵の特徴を示しています。絵梨地や針書きという蒔絵技法は、高台寺蒔絵の特徴でもあります。梨地に蝶が乱舞してる様は、高貴な身分のお姫様好みという感じがします。実際に使用されたことはほとんど無さそうで、桃山時代製作の木製品としては、比較的、状態は良好です。

【サイズ】
  縦8㎝、横7.8cm、高さ7.5cm
 
【その他】
蓋の塵居や箱の縁に、漆が剥げた部分があります。箱の内部の底や縁に、漆が剥げた部分があります。黒漆が若干、茶色に変色している部分があります。

【入札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。