SEIKO Precision 15石 手巻き懐中時計 東鉄1962年当時物の鉄道時計です。
通称19セイコーと呼ばれ、SEIKOの傑作時計に数えられております。
現代で19セイコーと同じクオリティの機械式懐中時計をSEIKOが発売するとすれば、優に10万円はするだろうといわれており、一生物と言える実用時計であり、刻印がその歴史を物語るアンティークとしても価値観は高いと考えております。
『カチッカチッカチッ』と刻む機械音も響きがあり、古き良き時代を感じさせてくれて心安らぐ逸品です。

『19セイコーとは』
1929年(昭和4年)、それまで鉄道時計として日本の国鉄で使用されていたのはアメリカ製の懐中時計でした。
当時の鉄道大臣である江木翼によって初めて国産の時計が採用され、その記念すべき初の国産鉄道時計となったのが精工舎の懐中時計でした。
1929年、『SEIKOSHA』は、鉄道時計としてこれまで使用されていたアメリカ製の腕時計から、国産時計として高い性能が認められ、鉄道時計に指定されることになった。
このモデルこそ、19型（直径約42.8mm）のムーブメントを搭載していることから『19セイコー』の愛称で親しまれ、幾度とモデルチェンジをし、1971年(昭和46年)まで生産されていました。
その品質や、デザイン、そして歴史から、世界中にコレクターが存在する、大変人気のある懐中時計です。

【ブランド】
SEIKO/セイコー

【ムーヴメント】
機械式

【刻印】
昭37 44 東鉄

【石数】
15石

【素材】
真鍮ニッケルメッキ

【カラー】
文字盤：ホワイト　

【駆動方式】
手巻き

【サイズ】
ケースサイズ：幅約50mm 、厚み約15mm

【付属品】
懐中時計のみとなります。

【紹介】
秒針規正装置が備わっておりますが、一般に言われる竜頭を引くと直ちに止まるハック機能ではなく、秒針が"0位置"までは動き、そこで(12時位置)止まるというユニークな機構です。当時としては正確に時刻合わせし易くなっているという鉄道時計らしい機能が備わっております。
大きめのオール・ブレゲ数字と大口径のスモールセコンドが視野性を高め、青焼きのメゾン針がとても1955年の時計と思えない程に美しいです。

【コンディション】
当時大事に使われていた時計でオーバーホール後に経年保管していた中古品となります。

・日差し
1日∶+5秒以内（誤差多めに見てます。平置きで測っております。）

・リューズ
動作問題なく巻けており、綺麗な状態です。

・風防ガラス面
傷やスリ傷もなく綺麗な状態です。

・ケース
目立たない僅かな小キズがありますが、綺麗な状態です。

・文字盤
年代を感じますが綺麗な状態です。

・裏蓋
目立つ傷や汚れはなく綺麗な状態です。

アンティーク/ヴィンテージウォッチは、当時の技術水準で製造されており、現在の時計の精度と比較しますと、多少劣る場合もあり、また、機構部の経年劣化により、精度が低下している場合がございます。 　

※画像のものがすべてです。画像にないものは付属いたしません。
※中古品となります。製造過程や経年変化などに対するダメージは保証致し兼ねますので、ご了承ください。
※状態判定には個人差がございますので、ご了承ください。

何かございましたら納得いくまでご質問ください。

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