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OLYMPUS FTL

【商品特徴】
　1971年発売の FTLは M42mmマウントの一眼レフです。スクリューマウントながらレンズ位置が確定するストッパーを持ち、開放測光での正確な露出計連動を実現しています。

【仕様】
シャッター：
　1/1000〜1秒、B　機械式
　布幕横走行フォーカルプレーン
　セルフタイマー内蔵
露出制御：
　CdS受光素子、TTL開放測光、追針式、マニュアル
　　※定位置ロック装置付OLYMPUS製レンズ以外の
　一般の M42レンズは、装着はできますが絞りの指
　針が連動しません。

【動作確認】
　☑レンズ取り付け・取り外し
　☑フィルム装填
　☑巻き上げ一連動作
　☑撮影枚数表示
　☑露出計作動
　△シャッター一連動作
　　※しばらく使用していなかったり、気温が低い
　　環境で保管していると不調になります。その時
　　は、温めてあげると調子が良くなります。
　☑フィルム巻き戻し

　☑バッテリーチェック
　☑セルフタイマー

○シャッター速度
　全速度で切れ、速度も変化しています。　
　※機械的測定：未実施

○電源
　電池なしで撮影できますが、内蔵露出計を動か　　
すには電池が必要です。正規電池は1.33VのHD型水銀電池MR-9ですが、この電池はもう発売されていません。代替電池はいろいろあるのですが、コスト面で次の2つがおすすめです。

① LR44　
　入手が容易ですが、形状がMR-9 と異なるのでス　
　ペーサーが必要です。
②625A　
　形状がMR-9と同じなのでスペーサーが不要です。
　
　①②ともに電圧が1.5V と少し高いので、露出計は絞り１段分ほどオーバーに示されます。あらかじめISO 感度を低めにセットして対応する必要があります。

【ファインダー】
　塵や埃が少しありますが、視認性は実用の範囲内です。

【フィルム室】清掃・モルト交換実施。

【外観】
　小さなキズやスレはありますが、年代の割にはきれいです。

【レンズ】
動作：すべて正常
外観：キズやスレがあり、使用感があります。
光学：カビやクモリはなく、きれいです。