デッサンの技法
1955.10.15.発行〈1958. 2.25.七版〉
美術出版社
全体的ページ縁がヤケております。

【目次】
①石膏と人体　小磯良平
石膏I・ブルタス像をモデルとして
石膏Ⅱ・アリアスをモデルとして
デッサンの部屋と材料 中心線と比例
木炭のつかい方 布 やパンで消す終つたら 胸像から全身像へ
人体I
人体Ⅱ
人体デッサンの部屋

②クロッキーの技法　宮本三郎
静物Ⅰ・静物画は置き方からはじまる 淡彩 バックと質感
静物Ⅱ・アジサイを例にして
静物皿・物をかえ置き方をかえてときには細部を動くものへ
木炭の場合 パステルとコンテの場合
モデルについて
やわらかいかき方
ペンの場合・はやい筆のつかい方
毛筆と墨の場合

③淡彩スケッチ　鈴木信太郎
東京をかく
橋の上から
沼のほとりでパノラマ風にかきつづける
日本の風土・スケッチブックから

①小磯良平 1903(明36)-
1907年(昭2)東京美術学校卒業.新制作派協会の創立に参画 し、現在なおその指導的位置にあって、活躍している.1928-30 年渡仏、東京芸術大学教授.

②宮本三郎 1905(明38)-
川端画学校に入り藤島武二に師事。後二科会々員として活躍。 1938-39渡仏,第二次大戦後第二紀会の創設に参画.同会同人.

③鈴木信太郎 1895(明28)-
白馬会研究所に学び、黒田清輝に師事、早くから二科会に出品 活躍したが、1955年野間仁根,高岡徳太郎らと共に二科会を脱退, 一陽会を創立。同会々員

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