12cmファン付属のトップフロー型ロープロファイルCPUクーラーです。

全高75.4 mm

TDP130W



寸法

134 x 122 x 75.4 cm（ファン含む）



対応ソケット

Intel: 775 / 115X / 1366 / LGA2011(Square ILM)

AMD: AM2(+) / AM3(+) / AM4 / FM1 / FM2(+)

ノイズレベル (dB(A)) @ 50/75/100% (rpm)14.8 / 18.6 / 25.5



オープンフレームタイプのケースで、TDP65Wの5600Xに対する運用の場合、Cinebench23を10分回しても、CPU温度を50℃までに抑え込めていました。ファンの回転数も1200ちょっとくらいまでしか上がらないため、うるさく感じることはなく、私の感覚では、低負荷時はほぼ無音です。ロープロクーラーとしては若干厚めの部類とは思いますが、be quiet! というブランド名に恥じない優秀なクーラーと思いました。



2023年3月後半に中古で譲っていただき、途中3ヶ月ほどの取り外し期間を挟んで、正味で一年ほど装用しました。用途は一日平均1、2時間程度のゲーミングのみの使用です。オープンフレームから、全面金属メッシュのケースにかえ、そして、CPUをよりTDPの高い5800X3Dに換えたので、よりヒートシンクの大きなサイドフロークーラーへの入替のため放出いたします。



受熱プレートに装用に伴うメッキの傷がありますが（4枚目の写真）、サーマルグリスで埋まる程度らしく、5600Xに対しては、上述のように優秀な性能を発揮してくれておりましたので、実用上の悪影響はとくになかったように思います。



追記：

本品はAM5登場前の製品であり、付属するリテンションキットは現行品とは異なります。このままAM5への適用が可能かメーカーに確認したところ、新しいリテンションキットの入手を推奨する、とのこと。

一方、AM4とAM5とでは、クーラーを固定するブラケットの位置に変更はなく、ヒートスプレッダの高さの若干の相違を取り付けのテンションで調整できる作りであれば、大体のAM4用クーラーがそのまま流用できる、という情報もありました。

公式回答としては非推奨で、この点保証はできかねますが、各自ご判断の参考にしていただければと思います。