カント哲学試論 福谷茂
商品原始頁面
商品售價 |
5,000
1,038
|
商品狀態 | 目立った傷や汚れなし |
「カント哲学試論」
福谷 茂
「内容説明
〈形而上学〉という視点から『純粋理性批判』を総合的に考察,カント哲学の核心に挑む意欲的な試みである。
『純粋理性批判』を一体的でヴェクトルをもった作品として読む独自の方法により,重要概念を吟味するとともにカントのメッセージを形而上学のカテゴリーとの関係から掘り下げ,さらに自然神学批判がカントの世界理解に対してもつ意味を神の存在証明を通して解明する。
次に哲学史との関連で,カントとドイツ講壇哲学やニュートン,バークリ,ライプニッツ,スピノザとの接触が,カント哲学の形成と解明にどのように還元されるかを分析し,また1930年代に全貌を現したカントの『遺稿』はカントがそれまでの哲学史と自身の哲学を結びつける努力であり,「超越論哲学の最高点」と『純粋理性批判』の〈完成〉を目指したものであることを明らかにする。
さらに平和,歴史,神など理論哲学以外のテーマを『純粋理性批判』との連関で捉えることにより,啓蒙主義者カントの背景に形而上学者カントを読み取る。
最後にこれら一連のカント考察の結果,19世紀に確立した既存の近世哲学史にカント哲学が収まらないとして新たな哲学史像を提案,カント哲学の現在を示す。
目次
Ⅰ
1 形而上学としてのカント哲学
形而上学の不可能性/背面における形而上学/再建された形而上学/カントの現代性
(以下略)
#福谷茂 #福谷_茂 #本 #哲学/哲学
福谷 茂
「内容説明
〈形而上学〉という視点から『純粋理性批判』を総合的に考察,カント哲学の核心に挑む意欲的な試みである。
『純粋理性批判』を一体的でヴェクトルをもった作品として読む独自の方法により,重要概念を吟味するとともにカントのメッセージを形而上学のカテゴリーとの関係から掘り下げ,さらに自然神学批判がカントの世界理解に対してもつ意味を神の存在証明を通して解明する。
次に哲学史との関連で,カントとドイツ講壇哲学やニュートン,バークリ,ライプニッツ,スピノザとの接触が,カント哲学の形成と解明にどのように還元されるかを分析し,また1930年代に全貌を現したカントの『遺稿』はカントがそれまでの哲学史と自身の哲学を結びつける努力であり,「超越論哲学の最高点」と『純粋理性批判』の〈完成〉を目指したものであることを明らかにする。
さらに平和,歴史,神など理論哲学以外のテーマを『純粋理性批判』との連関で捉えることにより,啓蒙主義者カントの背景に形而上学者カントを読み取る。
最後にこれら一連のカント考察の結果,19世紀に確立した既存の近世哲学史にカント哲学が収まらないとして新たな哲学史像を提案,カント哲学の現在を示す。
目次
Ⅰ
1 形而上学としてのカント哲学
形而上学の不可能性/背面における形而上学/再建された形而上学/カントの現代性
(以下略)
#福谷茂 #福谷_茂 #本 #哲学/哲学
其他推薦商品: