ピューリッツァ賞作家であり、児童心理学者のロバート・コールズが、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教やホピ族の少年少女たちから丁寧に聞き取りをした貴重な記録。



子供は、生や死、宗教、神をどのようにとらえているのか。なかなか素直に口を開かない子供たちに、共感的に働きかけ、本心を聞き出すコールズの手腕はさすがです。はじめは、うわべだけの表面的な証言にとどまっていた子供たちが、次第に心を開き、ふだん疑問に思っていること、瞑想していること、自己の存在、この世界の成り立ち、内面の宗教観などを語り明かしていきます。



とにかく、インタビューの件数が多く、多面的にたくさんの子供たちの視点をとらえることができる貴重な本です。



コールズは、子供たちの証言に感心したり、共感したりしながら、受け入れていきます。幼い子供たちが、これだけ深遠な精神世界を持っていたのか、と驚かされることしきりです。



この本は、スキャンするための裁断済みです。ご購入いただければ、すぐにでもスキャンを始められ、デジタル書籍のデータが出来上がります。



なかなかボリュームのある本ですが、デジタルデータにすれば、手軽にどこででも楽しむことができます。



子どもの神秘生活―生と死、神・宇宙をめぐる証言

ロバート コールズ (著)　桜内 篤子 (翻訳)

出版社 : 工作舎

発売日 : 1997/6/1

単行本 : 370ページ

定価：3800円＋税



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