〈空白〉の根底 鮎川信夫と日本戦後詩
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「〈空白〉の根底 鮎川信夫と日本戦後詩」
田口 麻奈
定価: ¥ 4500
#田口麻奈 #田口_麻奈 #本 #日本文学/評論・随筆
戦後の日本現代詩の理念を牽引し、方向付けた「荒地」グループの立役者、鮎川信夫。戦後10年間における鮎川の代表作を論じるほか、鮎川を通して見た「荒地」の詩史的な、また同時代的な位相を検証。全集未収録詩編等も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
鮎川は詩にとって最も本質的な要素を、それが「存在しなかったかもしれない」言葉であるという点に認めようとしている。「存在したかもしれない」と考えることで「空白」を言語的に存在させようとした鮎川にとって、「存在しなかったかもしれない」言葉を創生するという行為のうちにこそ、死者でなく生者と経験を共有するための方途が見出されていただろう。
戦後現代詩の始まりの光景を大胆に更新する本格的鮎川信夫研究。最新資料をもとに、戦後の詩と詩的磁場の批評的達成えお現代に問い直す。全集美収録詩篇をはじめ、新発見の書簡など貴重資料を収載。
序論
第Ⅰ部 鮎川信夫の戦後
第一章 「死んだ男」論
第二章 「兵士の歌」論
第三章 〈病院船日誌〉論(上)
第四章 〈病院船日誌〉論(下)
第五章 「小さいマリの歌」論
第六章 「橋上の人」論
補論 鮎川信夫像の再編へ
第Ⅱ部 鮎川信夫の「荒地」
「〈空白〉の根底 鮎川信夫と日本戦後詩」
田口 麻奈
定価: ¥ 4500
#田口麻奈 #田口_麻奈 #本 #日本文学/評論・随筆
戦後の日本現代詩の理念を牽引し、方向付けた「荒地」グループの立役者、鮎川信夫。戦後10年間における鮎川の代表作を論じるほか、鮎川を通して見た「荒地」の詩史的な、また同時代的な位相を検証。全集未収録詩編等も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
鮎川は詩にとって最も本質的な要素を、それが「存在しなかったかもしれない」言葉であるという点に認めようとしている。「存在したかもしれない」と考えることで「空白」を言語的に存在させようとした鮎川にとって、「存在しなかったかもしれない」言葉を創生するという行為のうちにこそ、死者でなく生者と経験を共有するための方途が見出されていただろう。
戦後現代詩の始まりの光景を大胆に更新する本格的鮎川信夫研究。最新資料をもとに、戦後の詩と詩的磁場の批評的達成えお現代に問い直す。全集美収録詩篇をはじめ、新発見の書簡など貴重資料を収載。
序論
第Ⅰ部 鮎川信夫の戦後
第一章 「死んだ男」論
第二章 「兵士の歌」論
第三章 〈病院船日誌〉論(上)
第四章 〈病院船日誌〉論(下)
第五章 「小さいマリの歌」論
第六章 「橋上の人」論
補論 鮎川信夫像の再編へ
第Ⅱ部 鮎川信夫の「荒地」
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