ご覧いただき有り難うございます。

秘境鈴鹿•彷徨の四季「鈴鹿源流」
著者　辻　凉一
1995年8月1日　山人舎発行
定価　1600円

かつて人との関わり合いの濃かった静寂の山稜、峡谷。近江・鈴鹿山地
の雄大な風景を求めて山に分け入った著者の思いに触れられます。

＜あとがき よりの抜粋を下記に掲載します＞
　今回取り上げている山は極端に地味な山ばかりである。一般的なガイドブックに紹介されているルートも二、三あるが、そのほとんどが人のあまり入らないルートばかりで、中には無理に痩せ尾根をたどり、藪漕ぎで強引にの登ってしまったところもある。
　詳細な地図も無くコースタイムも記していないのでガイドブックにはならないかもしれない。鈴鹿の奥山、秘境の雰囲気を伝えたくてこのような本になったが、ここに描かれている世界は、まさに昔の鈴鹿の姿そのままかもしれない、と思っている。・・・・・・・