松下（ナショナル）製の6DJ8元箱入りの未開封真空管です。（外のパラフィン紙も破っていません）何故か海外メーカーの真空管のほうが人気があるようですが、国産球も良いです。.



12AX7や、12AU7等ばかり探しておられる方・・・テレビ球を使ってみてはいかがですか・・

　6BQ7A、6DJ8、7DJ8，6R-HH8，6R-HH2などは大体ですが特性が似ていて、これらは、お互いにそのまま挿し替えができる球です。（12AX7や12AU7とは挿し替え出来ません）これらの球は主にテレビのチューナーなどに使用された高周波用の球ですが、オーディオ用としてもμ＝33と使いやすい真空管です。オーディオ用の低周波増幅用（電圧増幅）として使用する場合には、12AX7などとは全く特性が異なるので、あくまで大雑把ですが、プレート電圧は100V前後、カソード抵抗300～500Ω位、CR結合のプレート抵抗は10KΩ～20KΩ位だと数ｍAは流れます。

電流を抑えて12AX7に近い回路でも動作はしますが・・・

　12AX7と比較すると低電圧大電流です。中にはミニワッターとしてスピーカーを鳴らしている回路もありますが、オーディオで使用するならばアンプの前段に使うのが良いですね。SRPPでもOK、あくまでも私見ですが、12AX7のように1ｍAくらいで使用するより、電流を多くしたほうが音に力感が増す気がします。「テレビ球は大量生産の真空管で、オーディオには使い物にならない・・・」とおっしゃるマニアの声を良く聞きますが、テレビ球は長寿命設計なので、品質も良く当時はとても高価でした。　しかし、今ではジャンク品として扱われるかわいそうな真空管が多いですね。（特にヒーター電圧の異なる600ｍAトランスレス用の4R-HH2なんていう球は良い球なのにちょっと使いにくいからと言って、全くジャンク扱いですね。私のこのサイトでも4R-HH2は激安だと思うのですが、今のところどなたからも購入していただけません。6GK5や、6HA5、6J6、6M-HH3なども、ジャンク品扱いが多いのですが、これらの特性を生かせば立派なオーディオ用として使えるんです。また、これら以外のテレビ球でアンプに使える球はわんさとあります。特にテレビの偏向用の真空管はアンプの出力管としても使えますし、ダンパ管は整流管としても使えます。では・・・