【内容】

スイスの国民的作家ラミュが、アルプスを舞台に人と自然の関係を描き出した傑作。村の放牧場に選ばれた山。そこはかつて人々に災厄をもたらした場所だった。しかし、教訓は忘れ去られ、山への恐れを忘れた人々を悲劇が襲う。



〜著訳者〜



シャルル= フェルディナン・ラミュ

（Charles-Ferdinand Ramuz）



1878-1947 年。 スイスの作家・詩人（フランス語）。

スイス山岳地帯の素朴な農民の生活に題材とした作品が多い。

現在、スイスフラン紙幣（200 フラン）にはラミュの肖像が描かれている。

邦訳に『アルプス高地での戦い　ラミュ小説集』（シャルル=フェルディナン・ラミュ著、佐原隆雄訳、国書刊行会、2012年）、『アルプスの恐怖』

（シャルル=フェルディナン・ラミュ著、佐原隆雄訳、国書刊行会、2014年）などがある。



田中良知



1947 年盛岡市に生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。専攻、19・20 世紀フランス文学。訳書にコスリー『老教授ゴハルの犯罪』（水声社）、イストラティ『キラキラリナ』（未知谷）など。



【商品詳細】

版元　彩流社

出版年月日 2014/09/01

ISBN 9784779120398

判型・ページ数 4-6 ・ 242ページ

定価 3,080円（本体2,800円＋税）



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