週刊現代 2019年 4/13 号

週刊現代　老人ホーム倒産

東北・三陸鉄道に8年目の春

2025年以降、全国で始まる 老人ホーム倒産、ほぼ全財産喪失
65歳以上を狙う「詐欺の子」たち
老親とあなたが知っておきたい認知症の手続き
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先ずは「老人ホーム倒産」を取り上げます！
　老後のために蓄えたお金、そして、自宅を売却したお金で老人ホームに入り、
　余生送ろうと考えている人は多いと思います。
　しかし、老人福祉、介護事業の倒産は、直近3年間では、100件を超えていて、
　これは5年前の2倍近い数字になっています。
　ではなぜ倒産が増えているのか、一つは、入居率！
　一般的な老人ホームでは、入居率80％が採算ラインと考えれてています。
　当然のことながら、入居率がこれ以下であれば、その施設は赤字運営ということになります。
　そしてもう一つは、長寿化のリスク！入居者の入れ替えがなく、
　大口の入金がなく、施設は苦しい運営に陥ります。
　もし倒産すれば、今までのようなサービスが受けられなくなることもありますし、
　最悪施設の閉鎖、ということも考えられ、そうなると入居一時金が戻っててこないという事態も起こりうるのです。
　ともかく入居にあたっては、事前に入念なチェックが必要ですし、
　結局は、自宅を終の棲家とするのが一番いいのかもしれません！！
　次は、「認知症の手続き」を取り上げます！
　親が認知症なのではないか、しかし、介護認定を受ける前に、
　金融機関、その他の手続きをしておいたほうが良いのだそうです。
　銀行がいったん認知症ではないかと判断すると、引き出しができなくなりますから、