現代のものではない、ビンテージに入るのではないかと思われる黒留袖で、
場所によっては、うっすらとした色変や、ぼんやりした染むらなのか、汚れなのか判別出来ない箇所があります。
着るとドレープができるので、
わかりにくいと思います。

薄手で軽い、シルクシフォンのような、羽のような艶のある上質な黒留袖と思います。

ご高齢の方がお召になられたのか、裾模様がとても少ないですが、よく見ると
波、松、鶴と、いずれも縁起の良い吉祥柄が、繊細なタッチの手描きのようです。

背中側の腰下あたりに、ポイントで、家紋を入れました。

着物の時より、仕立て直すと、さりげないモダンな1枚になりました。

夏はキャミソールの上にサラリとお召になり、寒い季節は、セーターなどの上にお召になれますので、オールシーズンお楽しみいただけます。


多分　胸周り　約120センチ
　　　着丈　 約94センチ