19世紀後半創業のドイツのゲブリューダー・キューレンツ社（GEBRUDER KUHNLENZ）、GK-165-7のアンティーク・ビスクドールです。みかけることの少ないメーカーで、不思議な魅力があります。2010年頃ebayで購入しました。



ボディにはトーキング（鳴き笛）を除いて石膏で継ぎ合わせた後があります。膝のボールが取り替えられているようです。リペイントはされておらずオリジナルの塗りのままです。ゴム引きはまだしっかりしています。

茶色のスリープアイ開閉は良好です。眉間の鼻の付け根あたりに目立たない窯傷のような凹みがあります。チップやヘアラインはみつけられませんでした。

洋服はベロア地のドレスとお揃いのボンネット。菫のチェコガラスボタンがついています。貝ボタン付きの手製の革の靴に靴下を履き、下着はドロワースのみ。着ているものはすべてビンテージです。ウィッグは海外から取り寄せた複雑な作りのロングで、淡いピンクベージュのモヘア製です。



●サイズ：身長は約56cmです。



●その他、注意事項：

写真をご確認の上、100年以上前に作られた古いものとご理解いただき御検討ください。どうぞよろしくお願いします。