ピーター・セラーズ主演
『パーティ』
"The Party" ('69米)

ブレイク・エドワーズ監督。出演はピーター・セラーズ、クロディーヌ・ロンジェ他。69年という時代の古さは感じるものの、今もアメリカでカルト的な根強い人気を誇る傑作コメディ！

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インドの舞台俳優を自称するフルンディ・V・バクシが、ハリウッドの映画に出ることとなったが、セットを破壊するなどのトラブルを起こし、撮影所長のフレッドから追い出される。 ところが、フレッドの秘書は誤ってパーティーの招待客リストにバクシを入れてしまう。そして、パーティー当日、新人女優のミシェルやプロデューサーのディボットらにまじり、バクシも来訪したがために、混乱に発展する。 この混乱でディボットに愛想をつかされ女優の道を閉ざされたと嘆くミシェルはバクシに慰められる。 そこへ、平和集会デモに参加していたフレッドの娘モリーが仲間たちとサイケデリックなカラーに彩った子象をパーティーに連れてくる。インドにおいて象は神聖な存在であるため、バクシはほかの客たちを説得して室内プールで子象を洗いだすと、さらなるトラブルに発展する・・・

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"パーティー"というと、堅苦しくて煩わしくてお世辞と接待、作り笑いとマウントの取り合いで、何が楽しいのかわからない・・・・という方にこそ見てほしい。古今東西結局パーティとはこうでなくっちゃ！なコメディ。
シタールも弾きこなすインド人に扮するピーター・セラーズの、イノセントゆえのトラブルメイカーっぷりも面白いですが、ヒロインのクロディーヌ・ロンジェが弾き語りする歌("Nothing to Lose")は隠れた名曲！60'sソフトロックファンなら必聴です。それも含めヘンリー・マンシーニのいかにも60年代なグルーヴィーな音楽も最高。パーティ終盤のバブリー？なカオスシーンはストーンズの"イッツ・オンリー・ロックンロール"のPVの元ネタなのでは？・・・・などなどコアな音楽ファンにもおすすめ。ジャック・タチを想わせる風刺もあり。あと車がカッコいいです。


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レンタル落ちDVDです。
市販のケースに入れ替えておりますが、スレや細かいキズ、背表紙の色褪など多少の使用感はあります。再生確認済み。