「戦後史の正体 1945-2012」

孫崎 享 著
定価:¥1,500　創元社
☆ 非常に状態良好・目立つ傷・擦れなし

☆ 大東亜戦争終戦後、今日に至るまでの
史実を、アメリカへの忖度なしに語ら
　 れる希有な名著作です。

☆ カバー写真は左側がアメリカであり、
　 1945年9月2日、東京湾上の米戦艦ミズー
　 リ号で行われた降伏文書調印式で演説
するマッカーサー連合国最高司令官
　
☆ カバー写真の右側は日本国代表団で、
　 前列向かって左側が重光葵・外務大臣、　
　 右側が梅津美郎・参謀総長

【目次】
はじめに
序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本
　　 を書くのか　　　
　　 * 日本の戦後史は、「米国からの
　　　 圧力」を前提に考慮しなければ、
　　　 その本質が見えてきません

第1章 「終戦」から占領へ
* 敗戦直後の10年は、吉田茂の「対米
　　　 追随」路線と、重光葵の「自主」路
線が激しく対立した時代でした

第2章 冷戦の始まり
　　　* 米国の世界戦略が変化し、占領政策
　　　 も急転換します。

第3章 講和条約と日米安保条約
　　　* 独立対米路線がセットでスタート
　　　 し、日本の進む道が決まりました

第4章 保守合同と安保改定
　　　* 岸信介が保守勢力をまとめ、安保
　　　 改定に乗り出しますが、本質的な部
　　　 分には手をつけられずに終わります

第5章 自民党と経済成長の時代
　　　* 安保騒動のあと、1960年代に日米
　　　 関係は黄金期をむかえます

第6章 冷戦終結と米国の変容
　　　* 米国にとって日本は、ふたたび「最
　　　 大の脅威」と位置づけられるように
なりました

第7章 9・11たイラク戦争後の世界
　　　* 米国は国連を軽視して世界中に軍事
　　　 力を行使するようになり、日本にそ
の協力を求めるようになりました

あとがき
資料
年表
INDEX


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