紅双喜 キョウヒョウ皓3 W872

ラケット単体重量:85g
ラケット全体重量:187g
ブレードサイズ:159×150mm

W872はキョウヒョウ皓3の選手用個体です。王皓選手が無機時代(スピードグルー禁止時代)に使用していました。

銀河の北斗(40度/特厚)とVICTASのV20 ダブルエキストラ(2.0mm)を貼っています。

ラケットプロテクトをブレード表面に塗布してあります。ラケット・ラバー共に1日のみの使用です。


W872の特筆すべき点はその合板設計で、木材4枚+センターグラカーボン1枚という非常に珍しい設計をしており、これにより打球の一貫性と強度の向上を達成しています。

カーボンが真ん中に組み込まれているため、一見硬い打球感の印象を受けますが、実際に打ってみると木材に近い打球感になっており、振動が手によく伝わり回転系の技術がとてもやりやすい印象を受けました。

グリップは一般的に細いと言われているキョウヒョウシリーズのラケットと比較しても細身で、フォア・バックの技術共にやりやすいです。


この合板構成の特異さから、試合などの実戦には不向きで、どちらかといえばネタ寄りのラケットと思われがちですが、日本選手の森薗政崇選手がテナジーとファスタークG1の組み合わせで一時期使用しており、プロの舞台でも戦えるラケットだと言うことが言えると思います。

日本では紅双喜の国用ラケットで出回っているものは、キョウヒョウ龍5 W968がほとんどで、 W872のような選手特注仕様のラケットは滅多に出回らずかなりレアです。他の人とは違う珍しいラケットを使用したい方におすすめです。

*値下げ可能です。