長さ　約１１５mm

巾　約８０mm

厚み　約２８mm

重さ約180g(片方１個)



※ペダルの締め付けのご注意　

　ペダル締め付け適正トルク 【３０～５０Nm】

　シマノの指定トルクはSPDで、３５～５５N-m（ニュートン・メートル）です。　実際は手で締める程度でも、踏めば締まるネジ構成なので、

手締めでも外す時には結構なトルクが必要なくらい締まっています。

　３５Nmのトルクは体格にもよりますが、特に長いレンチじゃなくても腕のちからだけで脱着できるトルクです。

※トルクとは・・・

　自転車整備にあたり、主に締め付けトルクの事を指します。

締め付けトルクとはネジ部の締め付ける力の量をあらわすもので、主に自転車の各パーツを取り付けるときに締め付けるボルトの力量を指示するために使用されています。

※トルクの重要性とは・・・

　単純に締め付け不足でネジが緩み、パーツが外れてしまったり、締め付けすぎてネジを破損してしまうことがあります。

　破損するとバリが出ますので、ケガの原因になりますからご注意ください。

　パイプ状のものを締め付けることが多い自転車において、締め付けすぎはパイプを変形させることになります。

　変形したパイプは本来の剛性が損なわれ、局所的に剛性が低下し、走行中の破損につながります。そして走行中の破損はそのまま人身事故に直結します。

トルク管理はそういった組立ミスをなくすために重要です。

※初期緩みについて・・・

　様々な力を吸収しネジは緩みます。特に新品のネジの場合、金属同士の微妙なアタリが出るまでは緩みやすいのでこまめにチェックしましょう。

※グリース塗布の意味とは・・・

　ネジを締め付ける際にグリースをネジ山に塗布する事はこのような意味があります。

　　　締め付けトルク値の安定

ネジ山表面の状況により、本来の締め付けトルクと異なった数値が現れる場合があります。ネジ山表面の全体の摩擦抵抗を滑らかにすることにより、ネジに本来の締め付けトルクを得ることができます。

　　　金属同士の焼き付き防止

金属同士が擦れ合うことで局所的な摩擦熱が発生し、分子レベルでの結合をすることを焼き付きといいますが、それを防止します。



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