c1920-1930th, Muller Freres Luneville "G.V. De CROISMARE Vitrification" Glass Lamp

アールヌーヴォー・アールデコ期の室内照明装飾作品の傑作として名高いミューラー兄弟の、貴重なアールデコ装飾のサロンランプです。フランス・ドイツ国境地帯モーゼル出身で普仏戦争の折の疎開後、ガレの元でガラス製作技術を研鑽しアールーヌーヴォーガラスの大家として大成したミューラー兄弟による、彼らが１９１０年代から１９２０年代頃、注心し製作したヴィトリフィカシオン彩ガラスを用いた物です。この作品にはミューラー兄弟の製造工房ブランド銘である、G.V. De CROISMARE が用いられています。


ランプのシェードに用いられた装飾は、欧州などでヴィトリオフィカシオンと呼ばれるアールヌーヴォー・アールデコガラスの代表的技術を用いた物で製作中に色ガラスの粉をまぶし付け、様々な色合いの混ざり合いを演出します。
造形は、一点一点型を粉砕して創り出される量産の出来ないパートドヴェールで、やわらかい曲線のフォルムに、落ち着いたヴィトリオフィカシオンの色合いと相まって、質実の中に優美さを備えます。状態は良好です。

サインは、１９２０年前後のミューラーの製造工房ブランド名、
「GV De CROISMARE」の（酸化腐食）サインがシェードに確認出来ます。
(大変希少品になります。)

ミューラー兄弟のランプシェードです。
「クロマワール」希少品
真鍮製の引っ掛けシーリング灯具付きになります。E22電球付き


サイズ　高さ約15cm　幅約12cm
　　　　取り付け口径5'5cm

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