『スプリンター』小山ゆう　　

少年サンデーコミックス　小学館　定価360円
第１巻　昭和60年
第２～11巻　昭和61年
第１２～14巻　昭和62年発行

大きな傷や汚れ、破れはないが、本が古いので焼けやくすみ、小さなしみが少しはある。読んで楽しむ分には全く問題ないが、キレイ好きの方は避けて頂いた方が無難かと思います。

本の程度としては『中の下』くらい。

『内容』
第１巻
主人公・結城光(16才)、日本陸上界の新星・水沢裕子(16才)それぞれの才能を持った二人が出会う。

第２巻
オリンピックを目指す裕子は、体調を崩しながらも国体で優勝。

その国体で男子の天才スプリンター・辰巳俊二がデビュー。

第３巻
高校教師で国体役員の神野が光の才能を見抜く。一方、水沢は国際室内陸上大会で海外の強敵と対決し、快勝するの。

第４巻
スプリンター裕子の後を追い、ついに光の足がベールを脱ぐ。

第５巻
東京陸上選手権大会の男子100Mで10秒34の日本タイ記録を達成した光。直後ライバルの辰巳俊二が10秒23の日本新記録を樹立。

第６巻
日本選手権での辰巳との激突を前に特訓を続ける光。スプリンターの資質に目覚める。

第７巻
底知れぬ才能と財力で青春のトラックを駆け、結城グループの新総裁となった光。スプリンターの炎は消えたのか？

第８巻
築き上げた地位も名誉も捨てて100mを走る道を選んだ光。

第９巻
名声を捨てて100mを走るスティーブ。彼等の夢は人類史上もっとも早く走ること。そして陸上競技の季節・春、光、裕子共に高校三年生。

第10巻
11秒の壁の向こうにある神の領域に向かって、光への思いをたちきって裕子が走る。

第11巻
体内にいる獣の命ずるみ走る辰巳、神の領域に近付くため走るスティーブ。そして自己の限界を見極めるため走る光。

第12巻
肉体を、精神を、命を削って9秒台の宇宙に触れた光と辰巳。彼等が見た”神の領域”とは・・。

第13巻
神に会うため、彼等スプリンターは走る。たとえゴールが栄光だろうと破滅だろうと・・。

第14巻
100mの一瞬、100分の1秒の世界に、全てをかけて光が走る。神の領域まであと少し、光のファイナル・ラップ。

＊光が結城グループの下、伊豆ニュータウン計画を企画し、挫折しそうになるが、なんとか続行し、成功する部分は省略してます。