京焼・清水焼

平安 岩華
岩華窯（高木岩華）

煎茶碗・湯呑

【数量】
5客

【大きさ】
口径：約9cm
高さ：約5cm

京焼・清水焼は、陶土と呼ばれる粘土が原材料で「土もの」とも呼ばれています。しかし、素材である陶土が地元では取れないため、地方から取り寄せていました。そのため、京焼・清水焼は窯元ごとに陶土が違い、決まった釉薬・技法がありません。伝統的な高級品趣向，技術的な卓越さ，個人的作家的な性格を強め、陶工が独自で腕を磨き上げたことが、京焼・清水焼の最大の魅力とも言われています。伝統的なものと革新的なものが共存しながら、陶工は個性あふれる作品を生み出し続けています。そしてその作品の多様性は他のやきものにない京焼・清水焼の大きな特徴といえます。

岩華窯（高木岩華）は明治初期に清水坂にて創業され初代より続く伝統の技の手仕事中心の制作をされている京の名工です。現在は２０１６年に若い６代目高木竜太氏が受けつぎ作陶に励んでいらっしゃいます。この作品は何代目の岩華かは不明ですが、初代あるいは２代目あたりの作品化と思われます。

年代物の茶器ですので、それなりの経年変化は御座いますが、目立つ様な傷や汚れ、割れ欠け、ヒビ等は御座いません。あくまでもヴィンテージ品ですので、細かく気になさる方は御遠慮願います。

元箱は御座いません。