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【詳細】
初版帯付 大塚英志 ロリータ℃の素敵な冒険 徳間書店刊

2004年7月31日初版 徳間書店発行 帯付

少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前? 誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある? これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二──時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ……」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか? 小説版『多重人格探偵サイコ』三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で掲載された幻の第一作
多重人格者である探偵・雨宮一彦の殺害を、雨宮の別人格である西園伸二に依頼する少年・大江朔。西園伸二に惹かれながら、朔との恋に落ちていく、少女・ロリータ℃。すべてがフェイク、[悪意]だけがリアルなこの世界を、少年と少女は疾走していく。 21世紀を生き延びるための、愛と勇気の教養小説（ビルドゥングスロマン）、登場！

多重人格探偵サイコ MPD PSYCHO
原作大塚英志、作画田島昭宇による日本の漫画。また、それを原作とした小説、テレビドラマ、舞台作品。恋人が猟奇殺人犯の被害に遭い、そのショックから多重人格者となった元刑事が、次々と起こる猟奇殺人事件の謎を追うショッキング・サスペンス

大塚英志
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター研究部教授。まんが原作者としての著書に多重人格探偵サイコ田島昭宇画黒鷺死体宅配便山崎峰水画、民俗三部作『北神伝奇』『木島日記』『八雲百怪』森美夏画、『恋する民俗学者』など

【状態】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね美本です。