「ザ・ベスト・オブ・ザ・ベンチャーズ」は昭和40年代にアナログLPとして発売になった2枚のLPベスト盤を1枚のCDにまとめて編集したものです。懐かしの当時のヒット曲「急がば回れ」「パイプライン」「君といつまでも」「ダイヤモンドヘッド」「キャラバン」など合計29曲収録されています。「ベンチャーズ・イン・ジャパン」は1965年1月にベンチャーズが2度目の来日公演した時のライブアルバムで、当時のLPジャケットを再現した見開き紙ジャケットです。彼らが最初に来日したのは1962年ですが、その時はまったく話題になりませんでした。それから3年、日本のエレキブームのすべてはこの2度目の来日公演から始まりました。刺激を受けて寺内タケシ、加山雄三などのグループサウンズが雨後の筍ように全国的に発生しました。このアルバムでは熱狂的な観客の叫び声、興奮したMCのメンバー紹介など、実況録音ならではの盛り上がりをストレートに感じることができます。もちろんベンチャーズもノリノリで、迫力満点のモズライト・サウンドを繰り広げています。ベンチャーズはスタジオ録音よりも今回のライブの方がさらにそのパワーを感じることができるのは、日本のプロダクション・ワークが当時から優れていた証拠です。いずれの2枚のCDも日本盤、日本語解説書付き、未使用品に近く美品です。