「若狭和紙」は、福井県小浜市和多田地区でつくられている、手すきの和紙です。
素朴な表情と、水につけてもびくともしない強靭さを兼ね備えています。

・手作りのため、コウゾの皮が混入していたり、サイズがまちまちであったり、品質にバラつきがあります。ご了承ください。

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若狭和紙の歴史は古く、延暦(782~806)の頃に製造技術が伝わったものと言われています。小浜藩主、酒井忠勝の治世(1634~1656)にコウゾ、ミツマタの栽培を奨励したことによって、製造が盛んになったと伝えられ、家内手工業として発達してきました。

今では和多田を中心にわずか数戸でしか紙を漉いていません。
浅草「浅草寺」雷門の提灯にも若狭和紙が使用されているそうです。