「ローレンス・ブロック傑作集 1 (おかしなことを聞くね)」
　1993年ハヤカワ文庫版二刷
　訳者: 田口 俊樹

　あんたもおかしなことを聞く人だね。
　はき馴れたジーンズをわざわざ古着屋に売るのは、いったいどんなやつかだって？　
　考えてみりゃ確かに妙だよな——。
　ささいな好奇心が思わぬ災難を招く表題作をはじめ、狙った魚は決して逃さない釣り師、依頼人を無罪にするためなら手段を選ばぬ辣腕弁護士、自分を殺した犯人を見つけるまであの世に行けない男の話など、当代随一のストーリーテラーの手になる、とびきり面白い初の短篇集。

まえがき　（ローレンス・ブロック）
１　食いついた魚
２　成功報酬
３　ハンドボール・コートの他人
４　道端の野良犬のように
５　泥棒の不運な夜
６　我々は強盗である
７　一語一千ドル
８　動物収容所にて
９　詩人と弁護士
10　あいつが死んだら
11　アッカーマン狩り
12　保険殺人の相談
13　おかしなことを聞くね (Funny You Should Ask )
14　夜の泥棒のように （バーニィ・ローデンバー）
15　無意味なことでも
16　クレイジー・ビジネス
17　死への帰還
18　窓から外へ （マット・スカダー）

　《マッド・スカダー》シリーズの印象とはまた違う“作風”⁈♪
　しかしながら間違いなく短篇でも“ユーモアに溢れ”でかつ“オチ”もしっかり、さすが一流ですね♪

　カバーにスレ等があります♪
　古書レベルとしての本自体の状態は概ね良好かと♪