「知のオデュッセイア 教養のためのダイアローグ」
小林 康夫
定価: ￥ 3080

『知の技法』から15年
プラトン滅びず、あるいは「数」と「次元」
ライプニッツの千年、あるいは「個体」と「普遍」
ガブリエルはいつやって来る？　あるいは複素数の方へI
電子顕微鏡のなかのエクリチュール、あるいは複素数の方へII
キュクロプス的遭難、あるいは〈表象の光学〉の運命
ヘラクレイトスになる、あるいは思考の漂流教室
如月の稲妻、あるいはアクティヴィストＫのカオス的遍歴
クラス４からの革命、あるいはルービック・キューブの不安
ポセイドンの逆襲、あるいはニューロンの詩学


小林康夫
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門、表象文化論・現代哲学

影響を受けた人物
ジャック・デリダ
エマニュエル・レヴィナス
ジャン＝フランソワ・リオタール
マルセル・デュシャン
マルグリット・デュラス
ジル・ドゥルーズ
ミシェル・フーコー

訳書
マルセル・デュシャン、ピエール・カバンヌ共著、『デュシャンの世界』、岩佐鉄男共訳、朝日出版社、1978年、「デュシャンは語る」ちくま学芸文庫、1999年。
マルグリット・デュラス著、『死の病い・アガタ』、吉田加南子共訳、朝日出版社、1984年。
ジャン＝フランソワ・リオタール著、『ポスト・モダンの条件――知・社会・言語ゲーム』、水声社、1989年。
エマニュエル・レヴィナス著、『他者のユマニスム』書肆風の薔薇、1990年。
ジャック・デリダ著、『シボレート』飯吉光夫、守中高明共訳、岩波書店、1990年。
ジャン＝フランソワ・リオタール著、『インファンス読解』未來社、1995年。
セルジュ・ルクレール著、『子どもが殺される』竹内孝宏共訳、誠信書房、1998年。
マルグリット・デュラス著、『緑の眼』河出書房新社、1998年。
マルセル・デュシャン、ピエール・カバンヌ共著、『デュシャンは語る』、岩佐鉄男共訳、筑摩書房、1999年。
ジャック・デリダ著、『名を救う――否定神学をめぐる複数の声』西山雄二共訳、未來社、2005年。
ホルヘ・センプルン著、『人間という仕事――フッサール、ブロック、オーウェルの抵抗のモラル』、大池惣太郎共訳、未来社、2015年。

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