Ruschaの前身となる会社は1905年にKlein＆Schardtとして設立されました。

その後、1948年に創業者の次男であるRudolf Schardt(ルドルフ・シャルト)が自身の名前の初めの2文字を合わせてRuscha（ルシャ）として社名を変更しました。

1950年から1970年頃にドイツで起こった陶器ブーム、所謂Fat Lavaにおいては名作、Ruscha 313を世に出しドイツのArt Pottery界を語る上でも外せないブランドの一つとなっています。

その後、ドイツでの陶器ブームが下火になり、Scheurich(シューリッヒ)に買収されてしまいます。

暫くはScheurich傘下で活動はしていましたが1996年にRuschaの工場は閉鎖され、事実上Ruschaブランドは失われてしまいました。



この作品は1970年代に製造されています。

フラワーベースとしてお使いいただけます。

グレー、ブラウン、グリーン、アイボリーなど複数のマットな釉薬を重ね独特なシャビーな風合いを醸しています。



目立つ傷や欠けはありません。

良好なコンディションです。



ブランド：Ruscha（ルシャ）

高さ： 14cm

横幅： 14cm

口径（開口部）：8㎝

製造年代： 1970年代

製造国：旧西ドイツ