１９９３年に２７１回にわたり、山陰中央新報に連載された企画「松江食べ物語」をまとめた本で、箱入りで「春夏」「秋冬」２冊セット
著者は出雲松江の文化に詳しく、いかに人々とその食材ら関わり合ったか、人々はその食材とともにいかに生きたか、また科学的な調理法の根拠などを網羅。
まるで不思議な世界へ導かれたかのような秀逸なエッセイであり民族学的資料としても読め、しかも面白い作品となっています。これはもはや食を通した松江ワールドガイドです。
地元の古本屋さんでは五千円になることもあるそうです。

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