種類···陶器

種類···茶碗

種類···お茶碗

焼き物···信楽焼

近代 信楽焼の鬼才にして人気作家、古谷 道生（ 「窖窯作りの名人」と呼ばれ、信楽と伊賀には4基の窖窯を持ち、生涯に亘り、30基以上の窖窯を築いたとも言われています。工芸展では数々の受賞歴 ）先生の『 信楽 向付 』です。



粗い信楽土の器肌に掛けられた灰釉と素地の土色の対比が渋い景色を作っています。

作為のない、素朴な造りでありながら、品格を感じさせる作品に仕上がっています。

口縁は、吉祥の梅型となります。



また、器の腰下には施釉時の指跡もくっきり見られます。

胴周りには、轆轤目もしっかり現れています。

大きさも中サイズで、手馴染みも良いです。



造形＆寸法的にも茶碗見立てとして、お使いいただくのも一考です。

両掌への収まり具合＆馴染みもいいです。



匠の手業を楽しめる逸品です。

お料理の器として、或いはこれで一服、または、コレクションに如何でしょうか。





〔寸法 （約）〕

高さ　約8cm
口径　約10.6cm
底幅　約5.5cm



〔状態〕

本品には、目立った傷や割れ・掛けなどござません。



〔その他〕

高台に「道」の陶印があります。

真作保証とさせていただきます。