Parker 61 パーカー61 万年筆 コレクターズセット

別売はしません。
引っ越しのため整理しています。

使いにくい万年筆として認知されていますが、正しい知識を持って接すれば全く問題ありません。

前期型はキャピラリーフィラー(毛細管吸入式)
テフロン加工された黒いチューブをインク瓶に30秒〜1分程度浸けると自動で吸入される理想的な機構です。

当時のinstruction manualには下記のように記載がありました(紛失したのでうろ覚えです)。

・稼働部が無いため故障の心配が全く無い吸入方法
・インクの色を変えるときも洗浄は不要
・インク切れの場合は水を少量吸入すれば応急処置として筆記可能
・Quinkを使えば自動的に洗浄される

がっしりとしたパーカー51と異なり、細身で首軸の象嵌から高貴な印象です。樹脂軸金張りキャップも品がありますが、全面ステンレスヘアライン仕上げのフライターなどはいかにも往年のパーカーらしいです。

有名なロックウェルのイラスト等々、宣伝にもかなり力を入れていたようです。

未使用の極美品２本、オーバーホール済みの極美品1本及び部品取り用のジャンク品1本の4本セットです。②以外には表記が無いため不明ですが 、14金ペン先の字幅はXF(極細)〜F(細)程度です。

①パーカー61
12金張りキャップグレー軸
極美品です。水で吸入テストしてます。

②パーカー61フライター
極美品です。水で吸入テストしてます。

③パーカー61フライター
美品です。キャピラリーフィラーのセロファンシートを含めて完全にオーバーホールしてます。

④ パーカー61
12金張りキャップターコイズ軸
首軸が割れているため部品取り

観賞用にも、実用にも好適です。
あれこれインクを変えるよりも、パーカーQuinkのブラック、ブルーブラック及びウォッシャブルブルーなどに合わせるのが良いでしょう。

収集〜メンテナンスに相応の手間をかけているため、価格にご理解ある方のみご検討ください。