1970年代後半製造モデルだと思われます。
この年代の日本製のギターで使用されている木材に疎く、木目からの特定ができませんでしたので検索したところ、

トップ　エゾマツ合板
サイドバック　コーラルローズ合板
ネック　ナトー
指板　パリサンドル

の可能性が高いのではないかと判断いたしました。

状態ですが、画像でもわかるようにかなり使いこまれており、見た目だけだと半世紀以上前のヴィンテージギターに見えます。
キズや汚れも全体的にかなりありますが、楽器として演奏に関わる致命的なダメージはなく、ネックの状態も良くプレイコンディションは良好です。

サドルに溝が切り込まれています。
弦高を下げる為の工夫だと思いますが、この状態のまま使用しておりました。

１弦のペグの、つまみ部分のみ交換されています。

全体的にかなり使いこまれているだけあり、鳴りはかなり大きいです。
フィンガリングもバッチリですが、ピックで強く鳴らすとこのギターの良さが一番出るように思います。

ヤマハのFGシリーズは個人的にはスピッツのインディーズ期にボーカルの草野マサムネさんが愛用していたモデルというイメージが強いです。
他にも竹原ピストルズさんや小田和正さんの使用のイメージがあり、かき鳴らすギターという印象が強いです。

汎用のソフトケースが付属します。
ギターをソフトケースに入れ、それをエアキャップと段ボールで包んで梱包ののちに発送させていただきます。